2009年05月24日

「浴槽の女」 エドガー・ドガ

浴槽の女 エドガー・ドガ


エドガー・ドガ(1834〜1917)は、フランスの印象派の画家。

「踊りの花形」など踊り子を描いた絵で知っている方も多いのではないでしょうか。

ドガは踊り子をはじめ、カフェや競馬場など「市民の生活」を描くことに注力しましたが、湯浴みをする女性も頻繁に題材として取り上げました。

この「浴槽の女」はその中の1枚になります。


ドガは言います。

「従来、ヌードは常に、観衆を前提としたポーズで描かれてきている。しかし、私の描くこれらの女たちは、偽りのない、単純な面々で、自分たちの身体的な条件にわれを忘れる以外、他のことに頓着しないのだ…あたかも鍵穴からのぞくようなものだ」

作品の中の女性は画家の視線を意識することもなく、普段と変わらぬ日常を過ごしています。

ドガは「湯浴みをする女性」を描くときにも、市民生活の一部を切り取るということに信念を持っているのです。

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posted by 裸の人 at 23:37 | Comment(0) | エドガー・ドガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする