2012年06月29日

「希望I」 グスタフ・クリムト

希望 I  グスタフ・クリムト

グスタフ・クリムト(Gustav Klimt, 1862年7月14日 - 1918年2月6日)は黄金色を多用した豪華で装飾的な画風で19世紀末のウィーンを席巻したオーストリアの画家。

「希望 I 」は1903年の作品。

制作中にクリムトの二番目の息子オットーが突然亡くなったことが、この絵の構想に大きく影響しました。

お腹を膨らました妊婦が裸体を曝していますが、その背後には、死者や骸骨の影が犇き、精子とおぼしき黒き蛇のような化物が跋扈します。生命のすぐ裏側には「死」や「病」、「絶望」、「狂気」が潜んでいるのです。

しかし、この絵はあくまで「希望」を主題にして描かれました。

クリムトは説明します。「彼女も、そして彼女が見るものも全てが醜悪である。しかし彼女の内部(腹部)には、輝くように美しいものが、そう、≪希望≫が育っているのである。彼女はそれを訴えているのだ。」

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posted by 裸の人 at 00:35 | Comment(0) | グスタフ・クリムト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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