2012年05月28日

「Solitaire (Nude Playing Cards)」 フェリックス・ヴァロットン

Solitaire  フェリックス・ヴァロットン.jpg

フェリックス・ヴァロットン(Felix Vallotton, 1865年12月28日 - 1925年12月29日)は、スイス出身の画家。ナビ派の一員であると同時に、現代木版画の第一人者でもあります。

代表作「ボール」(下図参照)でもあるように、躍動する世界の一瞬を切り取ってくるというよりは、停止した世界をそのまま描いているような世界観が特徴です。
ballon.jpg

「Solitaire」は1912年の作品。

裸でカードゲームに興じるという状況の不可思議さ、弛んだ肉体の上に繰り広げられる陰影、のっぺりと等質化された背景、それらの要素が相まって、この絵には不思議な世界観が湛えられているように感じます。

そしてやはりこの絵の中でも、時は澱んでいるように、私には感じられるのですが、皆さんにはどのように感じられるでしょうか?

Félix Vallotton (Gallery of the Arts)
「Félix Vallotton (Gallery of the Arts)」
 [ハードカバー]
 著者:Marina Ducrey
 出版:5Continents
 発売日:2008-10-01
Felix Vallotton: Idyll on The Edge
「Felix Vallotton: Idyll on The Edge」
 [ハードカバー]
 著者:Christoph Becker,Linda Schadler
 出版:Scheidegger & Spiess
 発売日:2007-01-15


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posted by 裸の人 at 00:02 | Comment(0) | フェリックス・ヴァロットン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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