2012年03月14日

「Nude(ヌード)」 ワシリー・カンディンスキー

Nude(ヌード) ワシリー・カンディンスキー

ワシリー・カンディンスキー(Wassily Kandinsky:1866年12月4日(ユリウス暦)/12月16日(グレゴリオ暦) - 1944年12月13日)は青騎士の中心的存在となったロシア出身の画家。

「コンポジションZ」(左下)や「コンポジション[」(中央下)、「コンポジション]」(右下)といったコンボジションシリーズが有名で、抽象絵画の創始者と言われます。

「私たちは、それが内的内容の外的表現であるゆえに、あらゆるかたちを認めるべきである。あらゆるかたちを正当(=芸術的)と思うべきである。…一般にもっとも重要なのはかたち(素材)ではなく、内容(精神)である。そして…かたちの問題でもっとも重要なものは、そのかたちが内的必然性から生まれたものであるかどうかである」という言葉にも表されるように、カンディンスキーは外観をそのまま描くのではなく、その内部の精神を表現しようとしました。

ワシリー・カンディンスキー コンポジション Z ワシリー・カンディンスキー コンポジション [ ワシリー・カンディンスキー コンポジション]


「Nude(ヌード)」は1911年の作品。ちょうどカンディンスキーがフォルム(形象)からの脱却を志向し、フランツ・マルクと共に「青騎士」を結成した年になります。

この「Nude(ヌード)」ではまだ女性の輪郭をはっきり見取ることができ、後期の作品ほどの抽象性や幾何学性を見ることはできませんが、カンディンスキー独特の音楽性は十分に感じることができると思います。

カンディンスキーの画集
「カンディンスキーの画集 」
 抽象絵画の創始者、カンディンスキーの熱い絶対の探究に迫る。
 著者:ミハイル ゲールマン
 出版:二玄社
 発売日:2007/05
見えないものを見る―カンディンスキー論
「見えないものを見る―カンディンスキー論」
 「生の現象学」の立場から、カンディンスキーの絵画作品、なかでも理論的著作を取り上げて、この画家の抽象絵画理論を考察。
 著者:ミシェル アンリ
 出版:法政大学出版局
 発売日:1999/07
点と線から面へ (バウハウス叢書)
「点と線から面へ (バウハウス叢書) 」
 カンディンスキーの講義の一部であり、抽象絵画の成立根拠を根本から論じた基礎造形理論として名高いもの。
 著者:ヴァシリー カンディンスキー
 出版:中央公論美術出版
 発売日:1995/05

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posted by 裸の人 at 21:45 | Comment(0) | ワシリー・カンディンスキー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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