2011年11月16日

「Meriggio」 フェリーチェ・カゾラーティ

Meriggio フェリーチェ・カゾラーティ

フェリーチェ・カゾラーティ(Felice Casorati:1883年12月4日 - 1963年3月1日)は象徴主義に分類されるイタリアの画家

Meriggio(日本語で「お昼」)は1923年に描かれた作品。

裸のまま昼寝を貪る日常を描いた作品ですが、そこは生気が完全に欠けています。女の肉体は硬直し、まるで死体のよう。抽象化されたその世界はまるで時が止まっているかのようにも感じられます。

歴史家で美術批評家の R.ジョッリはカゾラーティについて「カゾラーティの作品において、体積は質量を持たず、色は実態を持たない。全て架空のもので、生活は生命を欠いている。太陽もまるで月のようだ。何も固定されず、定義されない。これらの特性が彼の作品を特別なものとし、彼を形而上的画家とする」と評しています。

この抽象化された形而上的な作品が好きな方は恐らく「女と海 〜 フェリックス・ヴァロットン」のような作品も好まれるかと思いますので、よろしければそちらもご覧ください。

世紀末の夢―象徴派芸術
「世紀末の夢―象徴派芸術」
 [単行本]
 著者:フィリップ ジュリアン
 出版:白水社
 発売日:2004-04

フェリーチェ・カゾラーティに関する全記事を読む



posted by 裸の人 at 17:09 | Comment(0) | フェリーチェ・カゾラーティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。