2011年04月21日

「鏡を持ったヌード」 ジョアン・ミロ

鏡を持ったヌード ジョアン・ミロ

ジョアン・ミロ(Joan Miro, 1893年4月20日 - 1983年12月25日)はシュルレアリスムや抽象主義に分類される20世紀のスペインの画家。

フォーヴィスムの影響を受けた鮮やかで激しい色調と、キュビスムから影響を受けた極度に抽象的なフォルムを特徴とした詩的絵画で有名です。(下絵参照)

ジョアン・ミロ nocturne

ジョアン・ミロ peinture


ただそういった作風が開花するのは1930年以降の話。

この「鏡を持つヌード」はそれより大分前の1919年に描かれたミロ初期の作品になります。

1919年にミロはパリに赴き、そこでピカソやキュビズム・グループと親しくなりました。この絵ではそのキュビズムの影響を色濃く見ることができます。

こういった作品は後のミロの詩的絵画の原型になっていくのですが、この時点ではミロ独特の極端な抽象性はまだ見られません。

そこから画家が発展していくことを思うと、やはり創造と破壊を繰り返す画家の特性を如実に表しているようで、おもしろく感じられます。

ミロ (ニューベーシック) (ニューベーシック・シリーズ)
「ミロ (ニューベーシック) (ニューベーシック・シリーズ)」
 [単行本(ソフトカバー)]
 著者:ヤニス・ミンク
 出版:タッシェン
 発売日:2002-10-17
ミロ (「知の再発見」双書)
「ミロ (「知の再発見」双書)」
 [単行本(ソフトカバー)]
 著者:ジョアン・プニェット・ミロ,グロリア・ロリビエ=ラオラ
 出版:創元社
 発売日:2009-09-17


ジョアン・ミロに関する全記事を読む



posted by 裸の人 at 17:00 | Comment(0) | ジョアン・ミロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。