2010年04月02日

「毛皮をまとったエレーヌ・フールマン」 ピーテル・パウル・ルーベンス

毛皮をまとったエレーヌ・フールマン ピーテル・パウル・ルーベンス

ピーテル・パウル・ルーベンス(Peter Paul Rubens, 1577年6月28日 - 1640年5月30日)は、17世紀バロック時代のヨーロッパを代表する画家。王の画家にして画家の王と呼ばれました。

ルーベンスの絵は、誇張された動き、華麗な色彩、過剰なほどの装飾、豊満な裸体表現などを特色とし、まさにバロックそのものと言えます。


この「毛皮をまとったエレーヌ・フールマン」はルーベンスが61歳の頃の作品。

1626年に愛妻イサベラをなくしたルーベンスはその4年後に16歳のエレーヌ・フールマンと再婚します。ルーベンスは37歳も年下の彼女に深い愛情を抱き、彼女の肖像画を何枚も描きました。

ルーベンスは「この絵だけは売らないでほしい、妻への贈り物にしたいんだ」と遺言書に書き残します。

この絵では暗い背景の使い方などにルーベンスの特色を見ることは出来るものの、構図はおとなしく、装飾も最低限に抑えられています。そして、その分ルーベンスのエレーヌに対する深い愛や一緒にいる時の平和な心境が感じられるようで愛らしく思われます。

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posted by 裸の人 at 10:02 | Comment(0) | ピーテル・パウル・ルーベンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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