2009年11月11日

「ダナエ」 グスタフ・クリムト

ダナエ グスタフ・クリムト


グスタフ・クリムト(Gustav Klimt, 1862年7月14日 - 1918年2月6日)はオーストリアの画家。象徴主義を掲げたウィーン分離派の代表的な画家になります。

「ダナエ」はそのクリムトの1907-08年の作品。

ダナエはギリシア神話に登場するアルゴスの王女です。

ダナエはその父アクリシオスによって青銅の扉がついた塔に幽閉されておりました。

アクリシオスは「お前に男の子は授からない。それどころか、お前は孫に殺されるだろう。」という信託を恐れ、ダナエが男と接触しないようにしたのです。

しかし最高神ゼウスがダナエに一目惚れします。ゼウスは黄金の雨に姿を変え、屋根の隙間から進入し、彼女と交わったのでした。

そうして生まれたベルセウスはやがて意図せずアクリシオスを殺してしまい、信託は果たされることになります。


このクリムトの「ダナエ」ではゼウスが黄金の雨となってダナエと交わる場面が描かれています。

ダナエは快楽に身を委ね、その表情は恍惚と紅潮していますが、その様子は何処となく刹那的。。

ギリシア神話の1シーンを頽廃的で爛熟した世界として描いたところにクリムトの世界観を見るように思います。

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posted by 裸の人 at 23:22 | Comment(0) | グスタフ・クリムト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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