2009年05月23日

「裸のマハ」 フランシスコ・デ・ゴヤ

裸のマハ フランシスコ・デ・ゴヤ


スペイン宮廷画家を代表するフランシスコ・デ・ゴヤ(1746~1828)。

そのゴヤの代表作がこの「裸のマハ」。マハとはスペイン語で「小粋な女」を意味します。

発表当時、この作品は「西洋美術で初めて実在の女性の陰毛を描いた作品」ということもあり、スキャンダラスであると大問題となりました。

その騒動の大きさは、この絵の作者であるゴヤが裁判所に呼ばれる程。


しかしそのような後に起こる騒動とは対照的に、ベッドに佇む「マハ」はくつろいだ優雅な姿態を見せています。

表情をやや赤らめているものの、其処には裸であることの羞恥や緊張感を見ることはできません。

それは画家に対する信頼の証でしょうか。

左腕には小さなほくろが丹念に描かれています。

其処からは画家とモデルの親密な関係を窺うことができるように思うのです。

ゴヤ (アート・ライブラリー)
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 著者:エンリケタ ハリス
 出版:西村書店
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もっと知りたいゴヤ―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
「もっと知りたいゴヤ―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)」
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 発売日:2011-10
ゴヤ―スペインの栄光と悲劇 (「知の再発見」双書)
「ゴヤ―スペインの栄光と悲劇 (「知の再発見」双書)」
 [単行本]
 著者:ジャニーヌ バティクル
 出版:創元社
 発売日:1991-07-20


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posted by 裸の人 at 23:48 | Comment(0) | フランシスコ・デ・ゴヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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