2009年05月17日

「水浴のディアナ」 フランソワ・ブーシェ

水浴のディアナ フランソワ・ブーシェ


フランソワ・ブーシェ(1703〜1770)はフランスロココ絵画を代表する画家。印象派の大家ルノワールは「ブーシェは女性の肉体を一番よく理解していた。」と評しました。

そんなルノワールが模写するほどにお気に入りだったのがこの「水浴のディアナ」。

若きルノワールはこの絵を模写するためにルーヴル美術館に足繁く通ったとの事です。


作品では狩猟と純潔を司る処女神ディアナが狩を終え、ニンフと共に泉に憩う姿が描かれています。

月神ルーナと同一視されることもあるディアナの体躯は月のように白く、周りに光が滲むほど。

丸みを帯びた豊満な肢体は、女性の肉体が持つ甘美をいかんなく表現しています。

ロココ美術は優美・軽快・繊細を特徴としましたが、この作品こそはロココ美術の典型といえるのではないでしょうか。

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posted by 裸の人 at 16:38 | Comment(0) | フランソワ・ブーシェ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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