2009年05月13日

「マドンナ」 エドヴァルト・ムンク

マドンナ エドヴァルト・ムンク


マドンナは、ノルウェーの表現主義画家エドヴァルド・ムンクによって1894年から1895年にかけて描かれました。

「マドンナ」は英語で「聖母マリア」を意味します。

聖母マリアを描いた絵画はマリアがキリストを抱いている構図が多いのですが、ムンクの「マドンナ」ではキリストはまだお腹のなかにおり、マリアだけにスポットが当てられています。


この絵に関してムンクは以下のように語っています。


「世界がその歩みを止めるときのあの休息

地球上のあらゆる美がお前の顔に集まる

おまえの唇はさながら苦しみつつ実を結ぶ果物のような紅の色だ

死体の微笑み

月光がその顔をよぎる

今や「死」と「生」は手を取り合う

数千世代に及ぶ死者をこれから生まれてくる数千世代に繋ぐ鎖が今結ばれる」


ムンクはマドンナを神性を有する聖母としてではなく、生命を生み出す一女性として描いたように思います。


ちなみにこの絵は、2004年にムンクの最も有名な作品「叫び」と共に強盗によって盗まれましたが、2年後にオスロ警察により奪回されました。その際に2.5cmの穴が空いてしまっていたようですが、今は完全に修復されているようです。

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posted by 裸の人 at 00:02 | Comment(0) | エドヴァルト・ムンク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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